村松英和デザインのBLOG

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続・はじめての陶芸

前回ロクロと格闘しながらなんとか生き残った器たちの削り出しの工程に。

ある程度乾燥を経るとこんな土色になっていて、改めてイメージを修正して全体的にプリミティブなものに軌道修正。

前回かたちにしたものはほとんどが底が分厚くバランスを欠いていたので高台で調整することに。ちなみに一個は加減

を失敗して底に穴が。。。こういうものは植木鉢にというの定番のようです。植木鉢が欲しいのでもう少し失敗した方

がよかったかも。。。

さておき教わりながらおっしゃっていたことでおもしろかったのが外観とその器の容量と厚みのバランスを取るのが基

本のよう。一部分だけ外観のために分厚くしたりというようなことはしないほうが良いとのことでした。なるほど。こ

れは建築やインテリアなんかでも似たようなことが言えます。例えば木造の建物の内装に重厚な石の壁があるというの

を想像してみて下さい。一見なんだか雰囲気いいなあ〜なって思ってしまいますが、壁の中の構造と仕上げがアンバラ

ンスで結果設計側からするとどうしても違和感があるのです。例えばそれが西洋の古い建物のように組積造(石やレン

ガ等を積み上げた構造)の建物だとその構造がそのままインテリアの仕上げとして成り立っていたりと表裏一体だから

違和感がないんです。日本は地震の多い国ですので組積造である建物はとても少ないです。

では石の壁にしたい場合日本だったらどうしたらよいのか。それはRC造か、もしくはギリギリ鉄骨造くらいの構造体

であれば石の壁でもシックリくるように個人的には思っています。

もちろん木造でも不可能ではないですがどうも違和感が、、、。その感覚でまわりを見渡すと違和感のある建物、イン

テリアって結構多いんです。

話が脱線しましたが、今回は時間の都合上大体の仕上がりのイメージお伝えして、あとは完成を待つだけに。

先々この釉薬の工程も底抜けに奥が深そうなのでやってみたいなあ〜。


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村松英和デザイン

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