mac
気づけばあっという間に10月も一週間が過ぎ、短いけれど好きな秋の空気が心地よい。
9月が誕生月ということもあるのかなあ。
そういえば、これまでの人生の節目はなぜか誕生月が多いことに気づきなおさら秋に愛着がわいている今日この頃。
そんな中、届いたスティーブ・ジョブスの他界のニュース。
ツイッターのTLに流れる多くの訃報を惜しむ声。
思えば学生時代に最初に手にしたのはMacでした。
学校でCADの授業でちらっと使っていたwinなんかには目もくれず、僕も含めて当時僕の周りではPCに詳しいやつなん
ていなかったからか「デザインやるにはMacやろ」みたいなのが暗黙の了解だったように思います。
それから皆であれこれ調べて、僕は予算上中古のPower Macintosh (7600だったかな?)を手に入れましたが、
丁度そのタイミングが初代iMacとG3の発売されているタイミングだったのです。
それまでパソコンに馴染みのなかった僕らはもちろんのこと、当たり前のように一般の家庭にPCがあるという今の大き
な大きなきっかけをつくったのがスティーブ・ジョブスなしには語れない。
僕は未だにPCは苦手意識があるのですが、appleの発表するプロダクトにはいつもワクワクさせてくれます。
今はコスト重視でメインをwindowsで仕事をしていますが、やっぱりMacをメインで使っていたときには感じなかった
微細なストレスが日々あると言っても言いすぎではありません。空間に佇むさま、デスクトップ、操作時全てにおい
て。もちろんappleのぐいぐいと進むスピードについていけないと思うことも個人的にはありますが、それを忘れてし
まうくらいに美しい。
もうすでに観られたかたも多いと思いますが、スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学でのスピーチを。
たった15分足らずで語られる内容は、あまりにも濃密で愛にあふれたストーリーです。
まだの方はぜひ。
村松英和デザイン
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