ネマキ?そう、根巻き
少し前に我が家にやってきたコレ。なんでしょ?
答えは、「ネマキ」。
漢字で書くと「根巻き」といって木を移植する光景を見たことがあるなら、ああ、あれかとわかって頂けるんじゃない
かと思います。写真は、仲良くさせていただいている庭師Oさんがその「根巻き」を観賞用にこしらえたもの。ながー
いシッポのような藁の部分は、昔の盆栽市ではこの縄部分を手に家にもって帰ったり、庭工事の植樹の際の取っ手に当
たるもので、それを三つ編みされています。この庭師さん、美容師であった経歴の持ち主でその手つきは手馴れたも
の。この「ネマキ」は雑誌などでも取り上げられていて、それも納得。かわいいですよね〜。
通常の「根巻き」は藁だったり麻だったり、植樹すると自然と朽ちて土に還るので、この写真の状態もしばらくすると
藁が朽ちてくるとのこと。そのときは地植えにすればそのまま植物を育てられるのです。
もしご興味がありましたらこちらのHPをご確認を〜。
みちくさ
http://michikusa.cc/index.php
そして、ネマキされているこの植物は?
答えは、(二葉)葵。京都の葵祭りの名前にある通り、葵祭りに欠かせない植物です。
これについてはお知らせコトもありまして、またの機会に。