つかむ

昨日は講師をしている学校の教え子達の最終プレゼンでした。

　担当している卒業制作は１年を通じて一つの課題成果物として仕上げるのですが、彼らにとっておそらく初めてのことで正しく学生生活の集大成となるものです。昨今のニュースで騒がれる”超”がつくほどの就職氷河期に翻ろうされながら、卒業制作をフィニッシュできたそんな学生達にはプレゼン直後、うまくまとめられないままでしたが素直によく頑張ったと労いの言葉をかけました。

　その後、卒業を間近にひかえた学生達の有志から動画でお祝いのメッセージを撮りたいと言われ、その制限時間は３０秒！そこで即興で考えたのが教室のホワイトボードに”未来”と書いてその前で講義をするようにメッセージを送るというもの。例えば素敵な旦那さまや素敵な仕事ができるという”未来”は受身では得られない。つかみ取ろうとすることも必要だよ、というようなことを伝えたかったのですが学生達はどう受け取ってくれるでしょうか。。。撮影した学生たちには好評な！？様子だったのですが、他の学生達にも想いだけでも伝わればいいなあと思います。

　そんなこんなで自分の教え子達が無事プレゼンをできるか心配したためか、メッセージ撮りに緊張をしたためか、はたまた単にお腹が冷えたのか、珍しく胃の痛みを感じながらの帰宅の途につきました。

※※※追記
画像は大きなダイヤモンドですと言いたいところですが、アンティークのガラスドアノブです。対のパーツがないので仕事の資料が風で飛ばないように重しに使用しています。あしからず。