[お知らせ][works] 京表具?
若き京表具師さん達による作品展のお手伝いをしています。
作品展のタイトル、テキスト類のご提案からポスター・DMの印刷物のデザイン、そして会場となるギャラリーの空間構
成を担当させていただいています。
で、そもそも京表具って?表具師って?ということになるかと思いますので下の引用文をどうぞ。
表具師とは、掛け軸や額を作ったり、襖〔ふすま〕や屏風〔びょうぶ〕を仕立てたりする職人の事です。仏教の伝来とともに日本に伝わり、仏教と深い関わりがあります。特に昔から寺社の多い京都で発展しました。
参照)日本文化いろは事典 http://iroha-japan.net/
そんな表具師さんにより仕立てられたもの全体を称して”表装”と呼ばれるのですが、今回の作品展では一般の方にも
イメージしやすい”掛け軸”が中心であることからサブタイトルを”掛け軸のある風景”とし、これまで表具に馴染み
のなかった人たちにもご覧いただきたいと準備を進めています。
画像は、刷り上ったばかりのポスターを試しに壁に貼ってみるとなかなかいい感じ。
先述の通り、いろんな方に来ていただきたいので高貴な紫紺色の正方形の背景に表具師さんの道具を親しみやすくアイ
コン化したものを配置したシンプルなものとしました。(図案左から丸包丁、打ち刷毛、定規)会期中にそれら道具も
展示していただく予定です。
入場無料ですのでお気軽にお越し下さい。
京表具スケープ
−掛け軸のある風景−
会期:2011.11.22(tue)-11.27(fri)
会場:ギャリエヤマシタ
開館時間:am11:00-pm6:00 ※最終日はpm4:00まで
村松英和デザイン
京都市中京区西ノ京小堀池町6ー6
TEL/FAX:075-811-7075