流行に流されない”いろいろな真っ当”があって欲しいと思ふ。
ここ最近はバタバタしていてこちらに書きたいことをぽろぽろと取りこぼし気味です。今日はそのひとつを。
画像は少し前に発売されている「季刊京都」という雑誌でカフェデコラソンさんが見開きで掲載されています。お店の雰囲気がわかる写真も載せていただいているので良ければ書店でご覧いただき、ぜひ実際に足を運んでみてください。
本紙の紹介にもありますが”真っ当なカフェ”です。カジュアルでないとかそういう意味ではありません。
僕は常日頃あらゆることには人の数だけ選択肢(好み)があると思っています。そして人ぞれぞれの好みとは別に”物・事”の良し悪しがあるんじゃないかなと思うんです。なので僕自身、そのあたりをしっかり意識し、時代と流行の違いをきちんと理解した仕事をしたいと考えています。このあたりは長くなるのでまた追々書いていきたいです。
話しを戻して、カフェデコラソンさん、最近なかなかお伺いできていませんが、行けばいつも必ず心地よい少しピリッとした空気感が漂っているんです(でもすごく落ち着きます)。それはデザイン以前に当たり前にキチンと掃除をされていて、それがわかるんです(以前お聞きしたところ掃除にかけられる時間がすごいです)。お店を手掛けさせていただいたものとしてこれ程嬉しいことはありません。
多少物が散らばっていても掃除機をかける前とかけた後では明らかに気持ちよさが違いますよね。これは気分じゃなく確実にそう感じます。日々の気付きとして。
カフェデコラソンさん、掃除にはじまり、接客姿勢、コーヒーの味まで徹底的に丁寧です。紛れもなく”真っ当なカフェ”だと僕も思っています。
ほぼ同時に発売された「京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語 著:川口葉子」でもご紹介されているとのことです。ぜひこちらも手にとってみてくださいね。
村松英和デザイン
京都市中京区西ノ京小堀池町6ー6
TEL/FAX:075-811-7075