毘沙門の家 その3
これは玄関の壁の土佐漆喰の表情です。品のある粗い風合いがなんともいい感じです。
そして、ガラッと印象を変えたいとご要望いただいた便所。
手狭な便所だったので隣の納戸へ300mm壁をずらし手洗いを設け、圧迫感を緩和しました。便所だけは既存床もはがし深い緑色のムラのあるタイル張りとしています。
僕も実際に見たことのなかった大津磨きは、それはそれは見て触れてうっとりする風合いです。写真で見ると金箔を貼ったようにも見えますが実際は落ち着いたツヤが美しい雰囲気です。
管理:総合建築TOUCHME
左官:田中昭義左官
造作、建具:knot furniture produce
電気工事:北山電気
デザイン・撮影:村松英和デザイン
村松英和デザイン
京都市中京区西ノ京小堀池町6ー6
TEL/FAX:075-811-7075