色とりどり
先週末は教え子たちから招待された卒業パーティーに行ってきました。
同僚の先生と話していたら僕は丸7年講師をつとめたことになる(納得半分とびっくり半分)。
でも未だに慣れない日々だったりするんですよね、恥ずかしながら。
年齢でいうといよいよちょうど僕の半分にあたる彼らと共に過ごす時間は楽しくもあり、難しくもあり、難しくもあり(繰り返しはタイピングミスではないですよ!)。でも不思議と卒業を控えた学生を受けもつと年末から学生と同じかそれ以上に内心ソワソワし、卒業時期を迎えると何ともいえない寂しさと共に幸せな気分にさせてくれます。
そんな誰一人として同じではない(あたりまえだけど)個性をもった彼らから贈られた色とりどりの花束が我が家を彩ってくれている。
個人的には毎年この時期のひそかな楽しみでもあります。
唯一このblogの毎年恒例になってるくらいですから。
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村松英和デザイン
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京都市中京区西ノ京小堀池町6ー6
email:hidekazumuramatsudesign@gmail.com
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雑記
これまで腰痛とは無縁だったんですがちょうど一年前に初ぎっくり腰になり、その後なんともなかったのですが寒さのせいかここ数週間は痛みが。。
もしかしたら最近走り出した(というかほとんど散歩、、)のが影響しているのかもとか思いながら、でもここで中断してしまうと走らなくなってしまいそうなので気分転換がてらウォーキングは続けないとと改めて思っている今日この頃。
と思っていたら週明けから我が子が産まれて初めての熱を出した、39.5℃。
今朝ようやく熱が下がったけれど、ほんと昨日まで小さな体全力でつらそうで、唸る以外はぐったり。。
病院にいっても結局原因は特定できなかったのですが、ようやく笑顔が見れて一安心。
これから数え切れないくらい熱も出るだろうしと頭でわかっていても、やっぱり変われるものなら変わってやりたいと思ったし、ああこれが親心なんだなあと気づかされたり。
そうそう、先週で学校授業も終わり、先週末に卒業制作展に行ってきました。
その日は6年前の卒業生から去年の卒業生、同僚の先生やその奥さん、そして主役である春に卒業する彼らといろいろ話ができました。
いつも感じるし、もしかしたら毎年ここに書いているかもしれないけど、卒業を直前に控えた彼らは何ともいえない良い顔をしてるんですよね。おかげですっかり腰痛を忘れてつかの間の楽しいひと時を過ごせました。ありがと〜。
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村松英和デザイン
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佇まい
学生時代、設計課題で構造の話になり先生から木の枝ぶりは葉が生い茂り、実がなり、それでも自重を支えられるカタチになっているんだよと教えてもらいました。なんならそのカタチを逆さにしても効率よく力が伝わるようになっていると教わり、自然の造形ってすごいなあと思ったのを今でもよく覚えています。
その話とは直接関係はないけれど、卒業を控え「結局自然(の偉大さ)には勝てないんだよ」なんてことを言って設計をやめてアパレルの販売員になった友人がいます。当時の僕は彼の設計課題には嫉妬するほど洗練された提案をしていたのでそれを聞いたとき自分にはそれに対する答えは見つかりませんでした(ちなみにその後彼は独学で革の職人になって今ではブランドをたちあげています)。
時を経て、今自分の名前に「デザイン」という言葉をつけて仕事をしているわけですが、今では「デザイン」という言葉がモノにとどまらず、あらゆる行為も「デザイン」という言葉で表現されるようになってきました。それ自体は「デザイン」が表面的なものではないというニュアンスが伝わり、僕自身良いことだなあと思う反面、少なくとも僕個人の仕事ではやっぱりいろんな要素を整理し、最終的に手に触れられるもしくは体験できるカタチにもっていくわけで、その最終形である「佇まい」は大事にしたいなあという意識が強くなってきています。かといって、個人的には古いものは好きですが、現代以前のデザインを再現するというのも少なくとも個人的には違うなあ(厳密には真似ができるほど器用さはない)と思っています。
あくまで「今」クライアントと共にモノを作り上げていく中で、そのモノを取り巻く状況だったり現象だったり、人の気分だったりあらゆるものを拾いあげつつ、僕の体を通して出てくるカタチってどんなんだろうというのを探ることを少しずつしていきたいと思いはじめています。
昨年末からスタートしているとあるお店のプロジェクトではそれらのことを考えながら、求められるものにふさわしい「佇まい」を模索しています。
話は戻って先の学生時代の当時の友人へ言うならば、勝ち負けじゃなく人も自然の一部で、人はアレコレ模索できることがなによりすごくない?かな。
村松英和デザイン
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あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
今年もお付き合いのほどよろしくお願いします。
さて今年は実家に我が子と過ごす初めてのお正月。
初対面では終始固まる我が子ですが、実家では終始上機嫌で笑顔をふりまきホッと一安心。
その傍らですねる実家のコザクラインコのピーちゃん。。
なので2015年一枚目の写真はピーちゃんに。
今年の正月、友人から唐突にフルマラソンのお誘いが。
はい、のぞむところです。前々から気になっているトレランも視野にいれて、とりあえず近々トレーニングを開始しようと思ってます。
そして昨年末から友人に誘われ遅まきながらインスタグラムをはじめました。
すでにfacebookとtwitterを利用しており、それぞれ連携はしていませんのでどういう使い分けにしようかまだ考え中ですが、このブログと合わせてSNSの見直しが必要かなとも思い始めています。今のところfacebookとtwitterを少し縮小して、blogとインスタグラムに重心をおいていこうかなと思っています。
ちなみにインスタグラムのアカウントはhidekazoooooooですので良ければ覗いてみてくださいね。
それでは。
村松英和デザイン
京都市中京区西ノ京小堀池町6ー6
TEL/FAX:075-811-7075
時間軸
今年もつらつらとなんでもない日々にお付き合いいただきありがとうございました。
もう年末かと思うのは毎度のことでまだ年が明ける実感はありませんが、逆に今年を振り返ると個人的には一年がいつもより長く感じられたようにも思います。
なんだかエアポケットに入ったような不思議な感覚。
来年で僕も奥さんも40歳になりますが(なんだ!40歳って!)、今まさに人生のスタートを切ったばかりの0歳の我が子の新しい時間軸を共有することが新鮮で不思議で楽しそうで責任も感じたり。そんな親と子のふたつの時間軸が平行して進んでいく感覚がエアポケットに入ったような感覚にさせたのかもしれないなあ。
こんな感じで来年も今まで以上に仕事と関係ないことも書き残していきたいなあと思っていますので、よければ引き続きこちらに訪問していただければ幸いです。
それではみなさん、よい年末年始を。
村松英和デザイン
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初クリスマス
先日フラワーデザイナーのお客さんから素敵なリースをいただきました。
一人暮らし時代も含めて数十年クリスマスらしい飾りをしたことがない。それどころかクリスマスに限らず世間の行事ごとにはさっぱり縁遠い我が家だったのですが、ここ数年ひそかにクリスマスらしいものを自分で作ってかざりたいなあという漠然とした思いはありました。が、まあ今年もそんな時間とれないなあとおもっていたところだったので、とてもうれしいサプライズプレゼントでした。
フランスのアルザス地方にて購入された木製のクリスマスオーナメント(アルザス地方はクリスマスツリー発祥地だとか)もシックなリースに合ってますよね。
またフレッシュなモミの葉で作られているのでこの前を通るとほのかにいい香りが漂っていてそれがまた新鮮です。
まだ生後3ヶ月ちょっとの我が子はもちろん何もわからないけれど、我が家に初めてやってきたクリスマスの記録として、リースと我が子の写真を撮っておきたいなと思っています。
Yさん夫妻ありがとうございました!
村松英和デザイン
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カフェデコラソン コーヒー缶などなど
前回に引き続きカフェデコラソンさん。
昨年豆販売店からカフェへのリニューアルを店舗デザインという形でお手伝いさせていただきました。
その後お店であらたに必要になったことはまずご相談いただき、僕にできることは可能なかぎり引き続きお手伝いさせていただいています。
前回の看板と同時期にお店のギフトセットなどで印刷の必要な販促物のご相談もお受けしていました。
ギフトボックスやそこに封入するコーヒーの淹れ方のしおり、手提げ袋、そしてコーヒー缶。
基本的には必要アイテムの基材はご用意いただき、そこに載せる印刷物の元となるロゴおよびロゴタイプも豆販売を開始されたときにご用意されたものをレイアウトするカタチで納品いたしました。コーヒー缶に関しては、これまでのロゴを使用しないアイテムを作りましょうという話からこの図案を採用いただきました。が、やはりロゴと同じでお店の顔である焙煎機をモチーフに、コラソンさんが各国のコーヒー豆を扱われていることから異国情緒を線のタッチ、構成、配色等で表現し、少しの「今」と、手に取ってもらえるような愛らしさも意識してみました。
こちらの缶は自宅でのコーヒー豆保管用に、もちろんちょっとした手土産にもぴったりです。容量的には200gが入るので毎日飲まれる方でしたら1週間くらいの分量でしょうか。
価格は\350とお財布にもやさしいです。店頭でぜひ手に取ってみてくださいね。
村松英和デザイン
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自家焙煎珈琲カフェデコラソン 看板
昨年店舗リニューアルをお手伝いさせていただきました自家焙煎珈琲カフェデコラソンさん。
http://d.hatena.ne.jp/yururilife/20130313/1363174774
一般的に自家焙煎珈琲のお店というのはこだわりがあり、よく知らない人は入りづらいという印象をお持ちの方が多いように思います。
ここカフェデコラソンさんはそういったことはまったくなく、ブレない美味しいコーヒーを片手にマスターやその場に居合わせたお客さんの話を耳を傾けるもよし、会話に参加するもよしの昔ながらの喫茶店を想起させる地域のサロンのようなカフェになっています。実際、ここに来るお客さんは年齢層も幅が非常に広く話がおもしろい方が多いんですよね。
あえて言うならば王道のカフェ。
そんなカフェデコラソンさんからあらたに看板のデザインをご依頼いただき先日設置いたしました。
あえて人通りの多い街中ではなく住宅街の一角にお店を構えられているのですが、お店は思いのほか周辺に馴染んでいるので素通りされる方もチラホラいらっしゃるようでした。
そこで濃いトーンの外観を背景に映える白いアクリルキューブのシンプルな看板をご提案しました。どことなく懐かしい喫茶店の雰囲気がありつつ、凜とした佇まいがコラソンさんらしい看板になりました。
寒いこの時期、温かいコーヒーと心地よいサービスと空間を味わいにぜひカフェデコラソンさんにお立ち寄りください。
またコラソンさんが今年の春から毎週土曜日の営業時間前に開始された「モーニングコーヒークラブ」という会。
http://d.hatena.ne.jp/yururilife/20140402/1396451258
少人数でその場に居合わせたいろんな方々とコーヒー片手にお話し交流する会なんですが、僕は最近子供が産まれてからは参加できていませんが、参加者の皆さんがまあ博学なこと!
いろんな趣味、仕事の話が聞けておもしろいんですよね。比較的年齢層は高いですが、若い方にも参加いただきたいとマスターがおっしゃっていますので興味のある方は土曜日早朝にご参加ください。
カフェデコラソンさんHP
http://cafe-de-corazon.com/
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西陣の家 その1
先月引渡し完了しました30代後半のご夫婦と二人のお子さんのための住宅です。
クライアントこだわりのプランをベースに、暮らしてみてわかるわたしからのご提案を散りばめた住まいになっています。
生活の大部分を過ごす1階のリビング・ダイニング・キッチンは自然素材とつるつるぴかぴかの新建材を適材適所で使用することでクライアントの望まれるメンテナンス性と風合いとコストのバランスをとることを意識しています。
ダイニングにはクライアントのご両親がお持ちだった6人掛けのダイニングセットを塗装のみリペアをし使用いただきました。
愛着のあるものを直して使えるという価値、「大きい」という価値をあらためて感じられました。
つづく
村松英和デザイン
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穏やかな瞬間
我が子が生まれて1ヶ月と少しが過ぎました
退院後は初の子育てを奥さんとほぼ二人でしているので ホント一喜一憂
我が子と三人の生活は
うまく表現できませんが なんだか不思議で大変でたのしいものです
昨日はお宮参りで実家に戻り親孝行もできました
実家の町内はたまたま運動会だったので 多くの近所のおっちゃんおばちゃんにお披露目もできました
かつてのおっちゃんおばちゃんはすっかりおじいちゃんおばあちゃんに
20数年ぶり
みんな我が子を取り囲み 口々にあれこれ褒めてもらいました(笑
20数年ぶりとはいえ 赤ん坊がいなければ そんな輪ができるとは想像もつかなかった
子供って親以外にとっても 宝なのかもしれないと思いました
穏やかな空気が流れているように見える仕事机から見える我が子 の写真
実際は この写真のような穏やかな時間は 一日の中でも一瞬だったりするのですが
やっぱり 不思議で大変でたのしい
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収穫の秋
今日はせっせと現場のフローリングに蜜蝋ワックス掛けに行ってきました。
おかげで右手に乳酸たまってますが、栗の木との相性は問題なく木目が浮き出て空間もいきいきしました。いいね!
この住まいももう少しで引渡し。
他にも計画していたものがカタチになるタイミングで、さらに半年振りの非常勤講師の仕事もはじまりまるのでバタバタしていますがワクワクしています。
もちろん、わが子の成長にもワクワクしています(笑。
そんな30代最後の秋。
村松英和デザイン
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chumeqさん 移転のお知らせ
すっかり秋めいてきた今日この頃いかがお過ごしですか?
今日は僕が独立後最初に店舗デザインを手掛けさせていただいたアクセサリーのお店chumeq(チュメック)さんが移転されたとお知らせいただき、新しいお店にほんの少しお伺いしてきました。
僕が関わらせていただいたのは藤井大丸内のお店だったころのリニューアルでした。
細長いお店の形状と既存什器を活かすべく水平ラインを意識した長い長い工房のテーブルのような什器と空間の間のようなすっきりと見せつつ、ちょっと不思議なディテールのデザインでした。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~hidekazooooo/works_chumeq.html
今回は京都市内のきれいに改修された町屋に移転されていました。また奥には庭もあり、以前とまた違ったゆったりとした時間が流れる空間でした。
店内には以前の什器もお店に合わせて手を加えて入れていただいていて、かつすんなり馴染んでいてうれしかったです。
またロゴデザインも肩のちからがスッとぬけた上品で愛らしいものに変わっていてオーナーさんにお聞きしたところ私も知っている知人の手によるものでした。やるなあ、さすがだな〜。
夕方にお伺いしたのですが、晩のオープニングパーティー本番前ということで美味しそうな食べ物とお酒が用意されていたのですが後ろ髪を引かれながらお店をあとにしました。
帰りは御所を通り抜けて帰ったのですが、写真のようなきれいな夕日に飛行機雲がアクセントになっていて思わずパシャ。
そんな高くて美しい秋空のもとでの移転パーティー、chumeqさんおめでとうございます!
chumeqさんのホームページはこちら↓
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